ロンドーBLOG

~大立寺お寺内サークルブログ~

このブログは、主に大立寺内サークル『ロンドー』の活動について書いています。
このブログについて詳しくは、『ごあいさつ』をご覧下さい。
また、大立寺については、ホームページがありますので、http://dairyuji.netをご覧下さい。
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2012年06月

御縁2

今回も先日のお話。最近、色々なことがあったのに、ブログ書く時間がなく、後手後手の更新になってしまいましたm(_ _)m

6月に入ると、本当に植物の生い茂る速さに驚かされます毎年のことですが…。

常緑樹が全ての葉っぱを落として生え替わり、雑草が所狭しと生え、そして破竹の竹がまさに破竹の勢いで生えてきます

これから11月までこれら様々な植物との格闘が続きます負けない(笑)

先日も朝から落ち葉掃除をしようとしていました。すると、さあこれから準備して作業開始という時に、ピンポーンと鳴りました。外に出てみると作務衣を来た方が立っていました

この方は、一灯園という奉仕活動を中心にされている団体の方でした。これまでもよく来てもらったいたのですが、なかなかタイミングが合わずお断りしていました。

それが今回は、まさに「猫の手も借りたい」という時の訪問で、迷わずお頼みすることにしました

掃除は黙々と二人で行いました。約1時間半。お陰様で予定の半分くらいの時間で綺麗になりました

御礼にとこちらからはジュースとお菓子を供養させてもらいました。

境内のベンチに座って山科を一望しながら、休んでもらっている間少しお話をしました

ダスキンに勤めていて、千葉から社員研修でこちらに来られ、一灯園にお世話になっているということ。

昨日もトイレ掃除をさせてもらいに尋ねて歩いたが一軒もできなかったということ。

今日は声をかけたのが一軒目なのに、すぐに仕事をさせてもらえて大変嬉しかったということ。

これが「路頭」という修行であること。などなど。

仏教では「布施」行だなと思って話を伺いながら、掃除後の心地良い一時を過ごしました

また1ついい御縁が結べたなと私の方も大変嬉しかったです

「チャンネルを多く開いて社会と接し、与えられたチャンスに積極的に関わっていく。」

天台大師「摩訶止観」の要点だそうです。今年最大の「気付き」かもしれません

望んだら手に入らないかもしれませんが(求不得苦)、チャンスがあったらすぐにつかめるようにはしておこうと思っています

御縁

ただ今、大立寺では境内整備事業の一環として永代供養塔を建立中です。
将来無縁になられる方に入って頂き、お寺が責任を以て供養をしていくというお墓です。

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このお墓の建立を予定している場所には、これまで「宝塔(題目碑)」が建っていました。

この宝塔は、千人塚といって、昔山科にあった粟田口刑場で処刑された方々を祀る供養塔です。大立寺では昔からお盆やお彼岸の時に塔婆を建てて供養をしています。千人殺されるごとに1つ建てられたので、千人塚といいます。その付近には15基建っていたと聞いています。

しかし、この宝塔がなぜ大立寺にあるのかは、簡単にしか聞いていませんでした。

そんな中、今回の永代供養塔建立にあたり、宝塔の移設工事をしようとしていた先日、ある方がお寺にやってこられました。

その方は、山科の「車石・車道研究会」の方でした。
旧街道にあった車石(昔、物を運搬する際に使用していた牛車が通る道に敷かれた石)の研究をされていました。

この方が、ある本の中で、「車石にされていた『題目碑』が、山科の日蓮宗のお寺に移された」という記事を発見され、その題目碑(車石)を探すべく、山科に4つある日蓮宗のお寺を回っておられたのでした。

そして、大立寺の宝塔を見つけられ、「これだ!」と確信し、喜んで挨拶に来られました

廃仏毀釈で車石にされていたこと、道幅拡大工事の際に掘り起こされ一時浄土宗のお寺に祀られていたこと、良くないことが起こったので大立寺に移設されたことなど多くのことが、今回の訪問を受け、判明しました。

この宝塔に関しては、まだ調査研究の最中で、また新たなことが分かったらブログでも報告したいと思います(まとめが出来そうならホームページのコラムとして書こうかとも思っています)が、もう今後二度と動かすことがないような大きな宝塔を動かすというまさにこのタイミングで、このような方が訪問されたこと、「御縁」としか言いようがないと思っています

初めて来られた日に「拓本を採りたい」と仰っていました。大きな石の塔です。寝ている方が採りやすいに決まっています。しかし、そんなことまずない話です。それなのに。もう少し遅かったら、移設は終わっていました。千載一遇とはまさにこのことです。
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無縁となる方のための永代供養塔建立、そのための、おそらく無縁となり亡くなっていった方々を供養する宝塔の移設工事。宝塔さんが「もう少し私のことを知りなさい」と呼ばれたとしか思えません。奇跡です

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研究会の方が本でその一節を発見されたのもたまたま、大立寺で簡単にその宝塔が見つかったのもたまたま、移設工事がこの時期になったのもたまたま、そしてさらにはこの研究会の方と移設工事をされた石屋さんが知り合いであったこともたまたま(そのお陰で、工事と拓本採取も上手く時間を調整してもらって同日に行うことができました)。
奇跡とは書きましたが、法華経的には「必然」なのだと思います。これが「御縁」。繋がっています(>_<)

自分で言うのも何ですが、真面目にコツコツやっていると、知らぬ間に救いの手が差しのべられる。
いつでもお釈迦様に見守られているのだなと、法華経中「変化の人」(詳しくはいずれコラムで説明致します)をつくづく感じた次第です。南無妙法蓮華経。

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ちなみに、宝塔の重さは約1.6トン。山門が狭くて大きな重機は使えない中、職人さん5人が一日掛かりで、無事、移設工事が完了しました

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落とし穴

今年もついにこのシーズンがやってきました。

最近、夜中によく来ているみたいです

人が寝静まった頃に、ごそごそ、バキッタッタッタッタッタッタッタッ

朝起きて見てみると、荒らされた庭

そして、落とし穴…

Img_0024_3


ではなくて、土を掘って土中の生物か根っこを食べようとした跡

以前は、荒らされたらせっせと直していましたが、最近は私も慣れてしまって放っておくようにしています。いたちごっこなので…さすがに、この穴は埋めましたが…

竹の子のシーズンが終わり、山からけもの道を通ってついに降りてきましたよ

「イノシシ」

あ、昼間はまず出てこないので、安心してお参り下さい(笑)

今日も来るのかな

インド紀行文2個同時に完成?!

またまたギリギリに、…いや、月をまたいでしまいましたが、インド紀行文の続きが完成しました

"毎月"の反省を活かし、文章を短くしようと臨んだ今月ですが、やっぱりというかほぼ確信犯的に、長くなってしまいました

今回はようやく4日目(9日間の旅)に入りました

この4日目は、今回のインド団参の最大の目的であった、霊鷲山(りょうじゅせん)での法要を行った日です。ので、必然的に長くなってしまうわけですが…

動画もたくさん入れましたので、ボリューム満点になっています

昨日、一応の完成をしていたのですが、1つのページとしてのデータが大きすぎたのか、なかなか開かなかったので、読みやすさも考えて、2個に分けることにしました。つまり、5月分と6月分が同時に出来てしまいました

(それでも重いページになっていますので、開いてから暫くお待ち頂くか、開きにくい場合は更新ボタンを押して下さい。)

喜ばしいのかどうなのか…二月で1日分の記事しか書けないって後どれだけ書くねんって、自分にツッこんでしまいました(笑)

先月もそうすれば良かったかなというくらいの量でしたし、4,5,6の三ヶ月で4個のコラムを書いた気分ですなのに、2.5日分の記事しか書けていない…

これを書いていてもホントに充実したいい旅だったと思います

5日目からは「脱線」が少なくなるはずなので、短くなることを自分に期待していますが(笑)、期限は設けず、気長に書いていこうと思います

少しずつ分けてでも読んで頂けたら幸いですm(_ _)m

コラムはこちら↓

http://dairyuji.net/column21.html

http://dairyuji.net/column22.htmlからどうぞ~

※動画ですが、IE(Internet Explorer)というブラウザ(インターネットを見るソフト)では見られません。方法が分かり次第、更新しますが、出来れば

Google chrome http://www.google.co.jp/chrome/intl/ja/landing_ch.html

もしくは、

Safari http://www.apple.com/jp/safari/download/

をダウンロードしてご覧下さいm(_ _)m

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