本日は、少し湿気たものの、2,3日前の天気予報に反してお天気となり、お彼岸の中日のお勤めを滞りなく終えることができました。

毎年思うことですが、「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、どれだけ不順でも、この日を迎えると、気温は落ち着き、日が落ちるのが早くなり、彼岸花が咲きます

逆に、同じままでいるということはとても難しく、どんなものでも否応なしに必ず変化していきます
お参りに来られる顔ぶれも、それぞれに様々な事情で刻々と変わっていきます
嬉しさと寂しさを感じながらその様子を前にして法要後のお話をしている私自身の精神も身体もまた、年々変わっていっているのだなあと思わずにはおれませんでした。それは「一切法空(すべてのものは移ろいゆく)」のお話をしていたから余計にだったのかもしれませんが。。。

今日の法要後のお話のメインは、『種種御振舞御書(しゅじゅおんふるまいごしょ)』という日蓮聖人の御遺文から「善知識(ぜんちしき)」についてでした。極論すると、「気の合わない人、自分に何かをしてくる人ほど、自分に足りない部分を気付かせ、自分を成長させてくれる人(=善知識)である」という内容でした。
そしてそのように思えるためには、「柔和忍辱(やさしい態度で接し、辛いことを耐え忍ぶ)の心」が必要だと付け加えておきました。

自分自身も、この境地まではなかなか到達できないなあと思いつつ、せめてその相手を冷静に受け止めることくらいはできるようにならないと、と思ってお話をさせていただいておりました。
お彼岸は、自分の態度・心を省みることのできる実にいいシーズン(7日間)だと思います

さて、お彼岸が終わると、秋のイベントシーズンの到来です。朝晩が涼しくなってきましたので、風邪を引かないように注意して、順々に準備を進めていきたいと思っております