昨日14時より、「像師会」法要をお勤め致しました。

「像師会」は、京都に法華経をお弘めになった日像上人の年忌法要です。

お天気にも恵まれ、本堂に優しい日差しが差し込む中、檀信徒の皆様と一生懸命お勤め出来ました

その後は、毎年恒例となっております「お説教」を聴いて頂きました。今年は、ご案内してました通り、上京区 教法院御住職 三木天道上人にお話して頂きました。Dsc03591

今年のテーマは、やはり3月11日に起こり、一昨日9ヶ月となった「東日本大震災」でした。

まず、日蓮聖人のお書きになった『立正安国論(りっしょうあんこくろん)』の内容を紹介しながら、今年の震災は「平成の大地震」と名付けるべきだと仰っいました。内容を聞けば、全くその通りだと感心しました

それから、『立正安国論』に書かれた「災い」と、現在この世界で起こっている出来事の符合を説明され、その原因が「我々が、『正(しょう)に背き、悪に帰依(きえ)している』からだ」という安国論の一節をとって示されました

そして、最後にこの「正」が何で、「悪」が何かということを明かされたのですが、ここは話の「落ち」なので、三木上人の法話を聴きに行かれるか、私に聞くか直接お尋ねして頂きたいと思います(笑)

キーワードは、「知恩報恩(恩を知って、恩に報いる)」です

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今年のお話は、少し難しいかなとも感じましたが、この時勢に合った奥の深い考えさせられるお話で、言わば「お説教らしいお説教」でしたので、檀信徒の皆様も最後まで真剣に聴いておられたようで、何よりでした

お説教の後は、少しホッコリ、甘酒を召し上がって頂きまして解散となりました。

今年最後のお寺での法要も、滞りなく終えることが出来、少しホッコリしています

さあ、これから年末の大掃除が始まります

追伸:今回、何とこのブログを見て、遠方より桑木上人ご夫妻と3人のお子様に来て頂けました。混んでいたそうで、お説教からではありましたが、若い世代(お一人はまだ10ヶ月、笑)と共ににぎやかにお説教が聴けたのは、何とも嬉しく有り難いサプライズでした桑木上人皆様有り難うございましたm(_ _)m

もう一人、ご近所の一般の方にも足を運んで頂け、少しずつではありますが、ブログなどのコツコツ、地道な活動の成果が現れてきたのかなと密かに感激しております…