ロンドーBLOG

~大立寺お寺内サークルブログ~

このブログは、主に大立寺内サークル『ロンドー』の活動について書いています。
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2011年01月

法華経落語

「三文損しよった」で終わるのは「時うどん」。

先日、落語と法話を聞きに、京都の日蓮宗が主催する公開講座に行って参りました。定期的に行われており、いつも法話ともう一つ何かお話をしてもらえます。

それが今回は落語だったわけです。ホームページの自己紹介にありますように、何でも興味がある私ですが、数年前から落語にも興味を持っておりました。そのきっかけとなったのはNHKの朝の連続ドラマ「ちりとてちん」でした。五木ひろしさんの「ふるさと」が今でも頭に残っています。落語なのになぜ五木ひろしそれはDVDをご覧下さいm(_ _)m(笑)

生の落語は久々で楽しみに待っていると、紹介されて高座にあがられたのは、露の団姫(つゆのまるこ)という女性の方でした。

珍しいなと思って話を聞いていると、なんとこの方が「ちりとてちん」のヒロインのモデルになった方だったのです

落語に興味を持ったきっかけが目の前に、と思ってまず始まったのが冒頭の「時うどん」でした。これは落語の定番で、落ちも分かりやすく、「クククッ」と笑うにはもってこいの演目でした。

その後、今回のメイン、「法華経落語」が始まりました。中身は、法華経の中で最もよく読まれる「如来壽量品第十六」に出てくる例え話を落語調にアレンジしたものでした。これは団姫さんが19歳(現在24歳、若い)の時にご自分で作られたとのことで、本来のお経にかなり忠実に作られていました。

そのためか笑いが後から付け足したもので、お坊さんの私が言うのも何ですが、ニヤッとするような皮肉が無かったのが少し残念でした。逆に言えば、団姫さんの法華経に対する真摯な姿勢がよく表れているということで、残念に思った私が少し恥ずかしくなってしまいました

が、お坊さんと一緒にこの落語を改良したらもっと面白くなるのにとも思ってしまい複雑な気持ちになってしまいました(笑)

落語と法話と聞けて、心の疲れを癒すほっこりした時間を過ごすことが出来ました。

「ちりとてちん」を見て以来、いつかお寺で落語の寄席をしたいと思っています。その実現に向け、なかなか厳しい評価をしときながらですが、団姫さんにアプローチしていこうと思っています

ゼミナール!

昨日は、朝から京都造形芸術大学に行って参りました

ロンドーの帖佐くん繋がりで、この大学の講師をされている芸術家;山口典子さんのゼミナール(通称:ゼミ。少人数で集まり、あるテーマを定め、何人かの学生が発表しそれについて議論するもの)に参加してきました

大学時代から、ゼミが大好きで、四回生の頃はそれだけのために大学に行っていたほどです人と議論し、新たな知識を得、互いに高めあっていける感じが好きだからだと思います。

久々のゼミに、大変興奮してしまい、一人で話しすぎたのが反省点ですが、芸術家を目指す学生達と話せたのは大変貴重な経験となりました

法華経の熱烈な信者だった詩人:宮沢賢治が言った

これからの宗教は芸術です。これからの芸術は宗教です。」

という言葉が少し頭をよぎっていくなか、学生達に空仮中(くうげちゅう)の三諦(「もの」の見方)について話せたのが嬉しかったです

場を提供して頂いた帖佐くん、山口さんはじめ学生の皆さんありがとうございました次回があれば、是非ともまた参加させてもらいたいと思っています少しは、だまっている時間を作りますので(笑)

寒修行( ̄人 ̄)

本日1月20日は「大寒」です。暦のうえで、最も寒くなるとされる日です。

この大寒に、団扇太鼓をたたきながらお題目を唱え行脚(あんぎゃ)を行うのが「寒修行」です。

大立寺では、しばらく行わない時期がありました。しかし、今から4年前にご近所にあります護国寺の上田上人(昨年12月にお説教をしていただいたお上人)のお声掛けで、十数年ぶりに復活致しました。

この3年は、大寒とはいえ、比較的暖かい中、行えていましたが、今年はまさに「大寒」、大変冷え込む中、行いました

そんな中、参加して頂いた上田上人の奥様、大立寺檀信徒の八木様、誠にご苦労様でございました皆さまと共に大変良い修行が行えたと思っておりますPhoto

この修行は、お題目と何の縁も無い方々に、ほんの少しでもお題目との縁を結びつけることを目的とします。すぐに一緒になって唱えていただくことができなくても、「南無妙法蓮華経」と言いながら歩いてる人がいたな~と思っていただけるだけでも小さな縁を結べたと感謝して行うものです。Dsc00667

これからも、歩くルートを変えたり、一緒に歩いて頂ける方を増やしたりしながら少しずつ発展させていきたいと思っております

※母撮影のため、2枚目の写真は大変ブレております(笑)悪しからずm(_ _)m

無事三回忌法要お勤め致しました。

1月16日14時半より、予定通り、大立寺第52世本孝Dsc00605院日行上人(利幸の師父)の三回忌法要をお勤め致しました。

当日の天気予報は、雪確率50%。予報通り?、朝から横殴りの雪が降っていましたその雪の中、昼からの法要に向け、 本堂や門に幕を張っていきました。冷たかった~

しかし、準備の最終確認を終え、みな様をお迎えする頃には、雪が止んでいました(おぉ~)ありがたいことです

風邪や雪で欠席される方もおられましたが、お陰様で、時間通りに、多くのお参りをいただく中、法要を始められ、大きなトラブルもなく終了致しました。Dsc00619

その後のお墓参りも、法要中一時吹雪いていたにもかかわらず、また止んで(おぉ~×2)、 皆で参ることが出来ました

今年、一番寒い日。雪が降る中、神仏の御加護か、Dsc00632大事な所だけは我々を御守り下さったと感謝しております親戚や各御寺院様、様々なご協力を得て無事終えられたのだと感謝しておりますホントに思い出に残る暖かな三回忌でした

年末年始と多忙を極め、少し体調が良くありませんが、ここらで少し睡眠をとって、身体を休ませようと思います

残りの冬は、ずっと頓挫しておりました境内整備事業(ガレージの建設、永代供養墓の建立など)に力を注いでいくつもりです。

…なかなか休めません(笑)

三回忌に向けて

1月16日14時半から私の師父、本孝院日行上人(宏行)の三回忌法要をお勤めします。

お正月のご挨拶と御札配りもようやく一段落しました年末からの慌ただしさが落ち着いて少し一休みしたいというところで、休む間もなく、次は父の三回忌

もう一週間を切ってしまいました。年始から夜になると御供養の準備や各方面への予約を進め、世話人の方々との打合せも終え、本日事務的な準備はほぼ終了しました

さてさて、今週からは肉体労働の再開三回忌に向けて、じんましんが再び出始めた身体の調子とも相談しながら、2週間前にせっせと掃除した場所を再び黙々と掃除しようと思います

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