昨日は、「立教開宗会(りっきょうかいしゅうえ)」でした。
立教開宗会は、建長五年(1253)4月28日に、関西での勉強、修行を終え、千葉の清澄に戻られた日蓮聖人が、法華経を弘める誓願を立てられたことに因んで行われます。
また、同時に、東日本大震災で亡くなられた方の四十九日忌でした。
この四十九日忌には、日蓮宗の全国の寺院で、一斉に法華経、お題目の供養を捧げましょうという運動があったこともあり、私一人だけでしたが、大立寺の本堂で粛々とお経をあげさせていただきました。
日蓮聖人の願いであった、「法華経の流布と仏国土の顕現」(法華経がひろまって、人々が他のもののために生き、互いに平穏に安心して暮らせる国になりますように)を胸に抱きながら。南無妙法蓮華経。