2011年09月
昨日、無事秋のお彼岸の法要をお勤め致しました。
一昨日までの嫌な曇り空から一転、
快晴~秋晴れっ
と思わず叫んでバンザイ\(^_^)/したくなる程の青空が広がりました。清々しく気持ちのいい日となりました
毎年思いますが、「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったものです
晴天に恵まれるということは、観光もイベントも行いやすいということで、彼岸会にはどれだけの方がお参りして下さるかと心配しておりましたが、
いい日だったからこそ、たくさんの方にお参り頂けました尊いことです。
昨日来られなかった方への御報告ですが、この法要から「声に出して読みたい 日蓮大聖人のお言葉」という一日一訓集を法要後に拝読し、その内容に沿った法話をさせて頂くことに致しました。
今回は、『冬は必ず春となる~』という「妙一尼御前御消息」の一説でした。法華経による成仏と無常観が説かれていました。
…これだけではピンと来ないかもしれませんね法話は出来るだけ分かりやすく砕いてお話をしているつもりです詳しい中身は、是非、お寺に足を運んで聴いて頂きたいと思います
次の行事は、御会式。今年も雅楽コンサートをする予定です。法話はどうしようかまだ検討中。コンサートの時間を考え、出来るだけ次回もお話をしようと思っています
おっと、その前にカラオケ大会だッ(また連絡致します)
「お膳」についての9月号のコラムですが、先日、やはりお膳におかずが盛りつけられていないのは、ちょっと寂しいし、イメージが付きにくいとご意見を頂戴しましたm(_ _)m
私もそうだなと思いながら、なかなかお膳を撮影する機会がなかったのですが、ようやく本日の彼岸会にお供えする「お膳」を撮影できましたので、コラムに画像を追加致しました
少しはイメージが付きやすくなったと思いますまだご覧になってない方も、この機会に是非ご覧下さい
台風がまたまた迫ってきました。
先日の12号からの復興もままならない中、またゆっくりと進路を被害のあった地域に向けていきそうです
今年は、正月の大雪に始まり、一年通して、災害の多い年でした。まだ一年終わったわけではないですが、この秋の彼岸会では、ご先祖様への追善供養に加え、亡くなられた方の菩提を弔う法要を厳修する予定です。
どうぞ、ご家族そろって、お参り下さいますよう、ご案内申し上げますm(_ _)m
日時:9月23日(金) 13時から
場所:大立寺本堂
気付いたら「お寺なう」から一週間も経っていました。遅くなりましたが、「お寺なうレポート」です
少し曇りの予報でしたが、9月10日当日は、お日様がギラギラと照りつける残暑厳しい一日となりました。屋内でのプログラムが大半で、唯一外に出るお寺見学の時だけはちょうど陰ったこともあり、全体的に暑さにあまり影響されることなく、集中してイベントに取り組むことが出来ました
9時・・・大立寺にスタッフ集合。
参加者を迎える準備・昼食準備をスタッフコンテに沿って手際よく始めてくれました。
当日届いた「のぼり」は、少し手間取りながらも、2つ無事組み立てられ、国民文化祭の1つとして始まる「お寺なう」を盛り上げてくれました。
10時前・・・チラシも兼ねたオリジナル団扇と
のぼりを持って、お迎え班が出発
10時15分・・・参加者をたくさん引き連れてお寺到着。
ぞろぞろと受付を経て、少し雑談。
まだ少し緊張が見られました
「仏教、日本文化、諸外国の文化を学びながら、気楽に和気藹々とみんなで意見を交換しながら、楽しい一日を過ごしましょう」と一言。
10時45分・・・まずは、三木大雲上人による「日本人の思想と観点」についての法話。
一日のベースとなるお話をしてもらいました。少し日本人寄りの意見でしたので、外国人の方々は、物言いたげでしたそう、実は、そこから話し合いをしようと狙ってたんですっ
が、始まってすぐということもあり、実際は、なかなか話し合いまではいきませんでした法話という形式をとったこともあったのですが、少し残念
その後、続いて、
仏前でのマナーと「ご先祖様」という考え方のお話、法要とお焼香の説明をして、参加者それぞれの先祖代々に対して追善法要を行いました
アンケートで、楽しめたプログラムの1位が、
この法要であったのが、お坊さんとして有り難かったです
12時・・・昼食は、うどん・そばとおにぎり。みんなで合掌し「いただきます」と言ってから頂きました。
結局、途中出入りもありましたが、外国人9名、日本人14名、スタッフ10名、お坊さん6名というたくさんの方々に参加して頂けましたので、
食事の時間は、幅広い話題でお話ししながら、楽しく過ごすことが出来ましたここで、一気に打ち解けた気がします
13時半・・・食後の散歩がてら、本堂、境内、墓地などを見学して回りました。
お寺の中に、鳥居がある話に興味を持たれている方が多いようでした
大立寺一番の絶景ポイントに案内したら、木が生い茂っていて、見えなかったのは残念でした(笑)
14時半・・・散歩でリラックスした後、「お寺なう」のメインイベント。ディスカッションタイム
「縁」「宗教を感じる瞬間」「お化け感」について全員で話し合いをしました
やはり面白かったのは、2個目の話題「宗教を感じる瞬間」。
各国(中国、インド、ドイツ、フランス、ベルギー、スウェーデンetc.)の青年の宗教観が垣間見え、宗教者として、興味深く大いに感じるところがありました
30分3本を予定していましたが、テーマもテーマでしたので、最後は疲れも感じられたので、少し早めに切り上げました
今回初めて企画したディスカッションタイム。面白かったですが、方法等今後に少し課題を残しました。もっと発言の機会を多くした方がよかったかなと。アンケートなどを参考にしながら、次はより良い企画になるように検討しようと思っております
雅楽を聴いて、雅楽に触れて、自然とうち解けあって、
「日本」を満喫してもらいました
その後、閉会の挨拶を経て、みんな笑顔で、拍手喝采の中、全日程を終了しました
全体的には、非常に満足のいく結果でした。スタッフはきびきび動き、参加者は活発に意見をし、今回の「お寺なう」に期待したことは達成できたと思っています
しかし、イベント中も終わってからも、今回を受けて、また新たなアイデアが浮かんできました次回以降、今回のことをみんなで振り返り、もっと良いイベントになるよう努めて参りたいと思います
「みんなで」生きてるんだなとつくづく感じ、良い縁に感謝しっぱなしの一日でした