ロンドーBLOG

~大立寺お寺内サークルブログ~

このブログは、主に大立寺内サークル『ロンドー』の活動について書いています。
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2013年03月

今年の漢字(笑)

本日まで開催されていた第六回玄游社書道展

私は法務が重なりほんの少ししか顔を出せませんでしたが、そんな中、わざわざ足を運んで頂いた檀信徒の皆さま、有縁の方々誠に有り難うございましたm(_ _)m

こちらが「今年の漢字」、ではなくて「今年の私の作品」です(笑)

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「陰徳自然宜有慶」(白居易)

「陰徳、自然、宜しく慶有るべし(いんとくしぜんよろしくけいあるべし)」と書き下し、

「人知れず徳を積んでおくと、自然とよいことがある」という意味です。

書をされてない方にも比較的読んでもらいやすいように、できるだけ楷書に近い行書で書くことを心がけました。いかがでしょうか?

この言葉は、昨年12月像師会の三木上人の法話「トクする話」http://rondo.blog.eonet.jp/default/2012/12/post-b80e.htmlからヒントを得て、見つけてきました

説明はいらないと思います。実にいい言葉です

「よいことがありますようにと思って行う徳ではない」ということがポイントでしょうかキムタクのように宝くじが当たりますようにと思って人助けするというのとは違います(笑)この点、人助け自体はそれはそれでよいことなのですが…

閑話休題。今年、思い切ってやってみたことは、レイアウトです。イメージは「円」、「○」です。それと文字の大きさバラバラの作品。少しデザインっぽく書いてみました

結果、やはり素人くささが出てしまいましたが、次に繋がる意欲作ということで、また今のレベルは表現できたということで、「良しとしよう」と自分に言い聞かせています

予想以上に良い表装をして頂き、若干、作品が負けているように感じて、少し恥ずかしかったりもしていますが…

靴の散らかりやすい玄関か、スリッパの散らかりやすいトイレかどちらに飾ろうかな~(笑)ただいま、飾るところ検討中です

来年は、「かすれ」「濃淡」にチャレンジしようと思っています

準備万端、本日、同じ会場で開催されていた書道具安売り会で、早速「紙」と「硯」とゲットしましたよ

彼岸会施餓鬼法要、無事お勤め致しました。

朝からどんよりとしたお天気となった20日

お彼岸の中日に、雨が降ることはまれだろうと、願掛けの意味も込めて、朝から幕を吊ったのですが…。

最近の天気予報はホントよく当たります。法要の始まる13時頃か少し降り始め、皆さんに帰って頂く頃にはしっかり雨になっていました

そんな中でしたが、檀信徒の皆さんと無事、お彼岸の法要をお勤めさせて頂けました

法要後の法話では、エンディングノートのことで新聞に掲載されたこと、先日東北にお参りに行ってきたことを中心にお話させて頂きました。

その中で、『無財の七施』について触れ、被災者とのコミュニケーションは「和顔施」「愛語施」をさせて頂くことであり、ボランティアはまさに「身施」をさせて頂くことであるというようなお話をしました(それぞれの詳しい説明はいつかコラムでさせて頂きます)。

お彼岸は六波羅蜜という修行を行う期間。その一つが布施行です。お金を施すだけが布施ではない。色々な布施の形があるというお話でした

また、ご先祖様と仏様とそして今生きているもの達との繋がりを感じ、感謝するのがお彼岸ですと。あれだけのことがあっても、遠く離れていると、ついつい忘れがちになってしまいます。東北のことだけではないですが、周りの色々な物事に思いを巡らして下さいと言ってお話を終わりました

現地でのお話に力を入れすぎ、まとまりのないお話になってしまったのではないかと反省しておりますが、皆さんと共にイメージを共有できる良い法会になったと思っております

さて、次の大きな法要はお盆までありません。この間に、今年は山門の改修他に向けてしっかり動いていきたいと思っております

先日からの疲れをしっかり取って、これからの4ヶ月有意義に過ごしていきます

書道展のご案内

私も出展させて頂きます玄游社(げんゆうしゃ)の第6回書道展のご案内です

今年も色々考えて、7文字書かせて頂きました。

今年はだいぶ試行錯誤を重ね何枚も何枚も書きました。文字の配置に、形に、バランスに色々試してみました。少し「作品」っぽく書けたのではないかなと思っています

2月末に書き上げ、ただいま表装に出しております。全体的な様子は当日になってみないと分かりません

ので、書いた文字とその意味は当日以降にご紹介ということでm(_ _)m(笑)

是非会場に足を運んで、直接ご覧頂けたらと思います

桜にはまだ早い時期ですが、春の陽気に誘われて岡崎辺りの京都を楽しむ傍ら、ふらりと立ち寄って頂けたら幸いです

詳細は以下の通りです。

日時:3月22日~24日(9時から17時まで。ただし、22日は13時から、24日は16時まで)

場所:京都市勧業館(みやこめっせ)2階美術工芸ギャラリーB

http://www.miyakomesse.jp/access/

Photo

ただいま帰りました。

本日は、午前5時に仙台を出発し、まずは名取市閖上(ゆりあげ)地区の被災場所の追善供養をさせていただきました。

昼間は春の陽気となった本日ですが、朝は氷点下4度まで冷え込み、手が寒さでしびれる中での唱題行脚でした。

しかし、震災翌日もこうであったかと思うと、寒いと思った自分を恥ずかしく思ってしまいました。電気も何も無い避難所で過ごされた被災者の経験は想像を絶するものだったと思います。

それから山梨県は身延山にお参りに行きました。ここには日蓮宗の総本山久遠寺があります。

この地にある身延山大学で、現在、被災地に建てられる木造の観世音菩薩像が造られています。それを拝見に伺いました。

この観音さんは、被災地の慰霊を目的として、粗彫りの状態の時に、全国各地に運ばれ、多くの方々に一度ずつ鑿(のみ)を入れていただいたお像です。お像の形になる前の木材にも多くの方がメッセージを書かれ、お顔の部分には写経が納められています。皆の祈りの詰まった観音さんになります。

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それから、日蓮聖人のご遺骨がお祀りされている御廟所にお参りをし、今回の旅の報告をさせて頂きました。

恥ずかしながら久々のお参りでしたが、最後に思い切って予定に入れて良かったと思っています。なんだかホッと致しました

そしてただいま23時半、皆そろって京都まで無事帰ってこられました

それぞれの詳細はまた後日ご報告しようと思います。明日からもう日常の生活。しっかり休んで明日を迎えます

謹んで追悼法要に出仕してきました。

今日は朝から、石巻市に赴き、お題目をお唱えしながら門脇小学校付近を行脚

そして、昼からは石巻市の法音寺様で行われた東日本大震災第3回忌法要と、慰霊塔の開眼供養に参列してきました

午後2時46分には、現地の遺族の方々と共に黙祷を捧げることもできました。

目の前に広がる光景に、色々な想いを巡らしながら、謹んでお勤めさせて頂きましたm(_ _)m

感じたこと、写真などは後日改めてアップしようと思います

本日の日程もお陰様で無事終わりました。明日は5時出発で、身延にお参りしてから京都に帰ります。

明日もハードな日程ですので、これでお休み致しますm(_ _)m

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