2013年08月
8月19日~21日の2泊3日で、子供達向けのお寺でのサマースクール「修養道場(しゅうようどうじょう)」のお手伝いに行ってきました
私が所属する京都日蓮宗青年会の主催で、今年で43回目。子供の頃にこの修養道場に参加したという親御さんが、自分の子供を参加させることもあり、その歴史の長さを感じます
今年は「食」に重きを置いて開催されました
「いのち」をいただくということの講義
「お箸の持ち方」を学ぶゲーム
「さんま」を正しく食べるチャレンジ
今年は、ここ最近では最多の37名の参加者でした初参加者も多く、子供達をまとめるのは大変でしたが、素直な子ばかりで、みんな一生懸命取り組んでくれました
レクリエーションとしては、きもだめしに、キャンプ場での川遊びとこちらは精一杯楽しみました
キャンプ場では、火起こしから子供達とカレーとご飯作りをしたのですが、もろもろありまして、久々のご飯失敗
芯のあるご飯となってしまいましたが、いい経験だと、みんなでちゃんといただきました。いつもいかに美味しい物を当たり前のように食べているのか身に染みて感じてもらえたと思います
「頑張って」とはよくない表現かもしれませんが、みな頑張って食べていたのが印象的でした
掃除に、
朝のお勤めに、
食事の準備に
みんな自分たちで行います。
親元を離れてのお寺での生活。子供ごとに感じたこと、得たことはそれぞれだと思いますが、それなりに”ショック”を受けて、日常生活に戻ってもらい、この経験を少しでも活かしてもらえたら何よりだと考えています
猛暑の中でしたが、熱中症で倒れる子もなく、最後のプログラムを終えて、みな無事に帰っていきました
個人的には、お盆の疲れが残るなかとはいえ、少々休憩を取りながら子供達と触れ合わないといけなくなってしまったことに体力の衰えを感じ、少し寂しくなりました(笑)
が、体力とは反比例して得ているはずの「経験」を活かして、また来年も一生懸命お手伝いしたいと思っています
さて、この夏の大きな行事も後少し。最後まで夏ばてせずに乗り切りたいものです
本日8月19日より、本堂の塗装工事が始まりました
大立寺の本堂も落慶より32年が経ち、下の写真のように、所々、大きな亀裂やヒビが入ってきました
コンクリートは、その割れ目から水が入り、内部の鉄筋が錆びてしまうと急にもろくなるそうで、それを防ぐために工事を行います
割れ目にはゴムのようなものを流し込み、その上から色を塗ります。全体も高圧洗浄機で洗いをかけてから色を塗ります
終わったら、新築のようになるはずです
完成予定は、9月のお彼岸頃
まずは、足場の組み立て作業からです。お墓参りはできるようにしてありますので、安心してお参り下さいm(_ _)m
完成後比べるために、現在の本堂も掲載しておきます。
全体的に濃くなって、シックな感じになります(^o^)/
昨日16日、13時より予定通り、盂蘭盆施餓鬼法要をお勤めし、今年のお盆を無事終えることができましたm(_ _)m
多くの参拝者と共に、あらゆる全てに回向・供養をささげ、ご先祖さまをお送りさせていただきました
やっぱりお盆は「あらゆる全てに」がキーポイントです
このことを中心に法要後は、お話を致しました
全体的には、今年は「世代交代」をつくづく感じるお盆でした
私が導師を勤めるようになって、早7回目の”夏”だったのですが、法要に来られる方の顔ぶれも、7年前と比べると随分変わったように思います。
毎年同じことをしているようですが、”時”は確実に流れているのだなぁとしみじみ
個人的には、先日の墓回向で、足を痛めたもののしっかりとケアし、終わってみれば、この暑さも何のその、これまでで一番、疲れの少ないお盆であったように感じています
これまで蓄積してきたデータによって、お盆の棚行もほぼ予定通りお参りでき、法要を終えるまでに必要な準備もすべて慌てることなくできました
”慣れた”と言えばそれまでですが、周到な準備による精神的な余裕が一番疲れを和らげてくれたのだと思っています
さて、夏はまだまだ続きます
19日からは子供達向けのお寺でのサマースクールに、地蔵盆、月末には富士山登山が待っています
少ないだけで十分疲れてはいるのですが(笑)、ゆっくりと休んでなんていられません