2016年03月
細々とコツコツ続けさせてもらっている書道
今年も何とか期限までに完成させ、書道展に出させてもらうことができました
今年は、先日の彼岸会でも取り上げた「ゆるす」という意味の「寛恕」という2文字を作品にいたしました
「”我”を押さえ、相手のことをおもんぱかって、ゆるす」という”いい意味”で、あるべき姿勢として自分への戒めの意味も込めて書きました。
そろそろ、ちらほら桜も咲き始めている頃でしょうか。作品は、是非会場でご覧下さい
詳細は、以下の通りです。
■日時:3月25日~27日(9時から17時まで。ただし、25日は13時から、29日は16時まで)
■場所:京都市勧業館(みやこめっせ)2階美術工芸ギャラリーB
よい天気となった昨日、20日はお彼岸の中日でした。
大立寺では、春の彼岸会施餓鬼法要をお勤めいたしました
久しぶりに日曜日のお勤めとなりましたが、3連休の2日目、卒業式、春休みのスタートと重なり、参拝して下さる方の数はさびしいものとなってしまいました
本来、春分の日は、お彼岸のお参りのために祝日とされているはずなのですが。。。
昨年から始まった檀信徒のみな様の急激な世代交代とも相まって、時代の変化を痛感せざるを得ませんでした。
昨日は、法要後、六波羅蜜(6個の大事な仏道修行)から「ゆるす」・「感謝」についての法話をしたのですが、「ゆるす」はややもすると「放棄・怠惰」になりかねないなと、昨晩、省みておりました。
みんなが一同に会して、自分のそして他の方々のご先祖様を互いに敬い、供養する。この長い繋がり・縁を敬い、他者に施すという大切な思想を、次の代、次の代へと継承していく場がお寺であり、季節毎に行われる法要の意義だと思っています。
個人主義が加速し、町内会や組合などの互助会が機能しにくくなっている昨今。タマゴが先か、ニワトリが先か分かりませんが、色んな要素が幾重にも重なりあって、昨日のような状態になっていると思っております。
これからお盆まで大きな法要はありません。ちゃんと時間を取って、現状を検証し、あるべき姿への道を模索し、何かしらの一歩を踏み出ささねばと思った、そんな春の一日となりました
ついに本日、私のおばあさんが、本当の100歳を迎えられました
めでたい
”本当”というのは、おばあさんには誕生日が2個ありまして…。
100年前のお役所とは比較的いいかげんなもので、3月12日の1が抜けてしまい、戸籍上は3月2日生まれということになっているからです(笑)
ちょうど半年前、国と府と市と区から敬老月間で御祝いしていただいたのですが、実はそのときはまだ99歳と6ヶ月。
ちゃんとあと半年生きてなあかんで~と、冗談言っておりましたが、案の定、何の心配もなく、悠々と100歳の壁を越えて行かれました
3月2日の1回目の誕生日に書かれた日記が見事でした
「私はこうふくものです。両親いたらよろこんでくれたと思います。」にじ~ん
謙虚に、立派に、元気に生きておられます
ばあちゃん、100回目の誕生日おめでとう~
今日は、急に気温が20度を越え、お彼岸を飛び越えて、”桜が散る頃”になってしまったようですが
来週はまた寒くなる予報で、まさに三寒四温。
花粉症が本格化するのもあわせて、段々と、春になっていくのを実感しています
さて、暑さ寒さも彼岸まで。このアップダウンの激しい気候も落ち着いて穏やかなになっていてほしいと願うお彼岸。
その中日の3月20日、大立寺では彼岸会施餓鬼法要をお勤め致します。
お彼岸は、仏道修行・先祖供養を特に励むとき。
どうぞ、ご家族そろって、お参り下さいますようご案内申し上げますm(_ _)m
※日 時:3月20日(日、春分の日)13時から
※場 所:大立寺本堂
※持ち物:緑の表紙のお経本、紅い表紙の『日蓮大聖人のお言葉』(お持ちでない方はお貸しできます)、お経本入れ、お数珠、お袈裟