昨日は、二十四節気の一つ「大寒」でした
一年で一番寒さが厳しくなる頃といわれる大寒。大立寺では、毎年この日の夜に、ご近所の護国寺様と「寒行」を行っております
今年は、寒暖の差が激しく、10度を越えていたかと思うと氷点下になるというジェットコースターのような日々が続いていますが、昨晩は比較的暖かく、修行しやすい日となりました
寒行は、団扇太鼓(うちわだいこ)を叩いてお題目をお唱えしながら、ご近所を行脚(あんぎゃ)する修行です。
法華経の中にも「撃鼓宣令 四方求法(鼓を撃って四方に宣令して法を求めき)」と説かれていますように、太鼓の音に乗ってお題目が四方に広まり、街行く”お題目と縁の無い方々”の耳に触れ、少しだけでもお題目と縁を結んでいただくことを目的としています。
そして、勝手ながら、皆々様の年中安泰と世界の安穏をお祈りしながら行脚させていただきました
今年も8名で寒行を行うことができました。何かと世知辛い世の中にあって、何とも有り難いことです(>_<)
他者を思い修行に励む。法華経の精神、ここにあり。
南無妙法蓮華経。
一年に一度のことですが、これからも絶やさぬようにコツコツ続けて参りたいと思います